giantneco’s blog

技術メモ

退職記事を書きたかったが書けなかった話

ここ最近 Google の採用プロセスを受けていたのだが、結局パスすることが出来なかった。

退職記事で書けばいいかと思っていたが、会社の現時点での作業からの現実逃避がしたかったのでさっさとまとめる事にした。 会社の人が誰か見ているかもしれないが、ちょっと自暴自棄になっているのでそうなってもまあいいや。

そもそものきっかけとしては LinkedIn 経由で Google のリクルータの人から接触があった。最初はスパムかな?と思っていたのだが、メールアドレスが @google.com になっていたのを確認して本物なの?という事で返信。 もちろんスカウトではなく、こういう風に採用をやっているので受けてみないか?というぐらいの話をこの時はした。

実はこれが 2 月ごろで、その後自分の方でも色々準備したり Google I/O に参加したり英語メール書くのに躊躇したりがあってしばらくコンタクトを取っていなかった。 この期間中にも他の会社の採用面接を受けてみたりもしたのだが、やっぱり Google のが保留になっている状態だとよくないなという事で、失敗するにしてもちゃんと採用プロセスを進めておこうという気になった。 で結局は次のステップに進むのは 8 月ごろになってしまった。

再度リクルータの人に連絡を取って簡単なインタビューを英語でやらしてもらった。この時は内容的にはいい部分はあったが英語頑張ってね、という事で数週間ぐらい英語を見直してから実際の採用プロセスに進んだ。

採用プロセスは次のような感じ:

  1. リモートでのインタビュー
  2. オンサイトインタビュー 1 回目
  3. オンサイトインタビュー 2 回目
  4. 以下進めなかったプロセス

オンサイトインタビューでは必ず 1 回は英語での物を含むらしい。

まずリモートでのインタビューはうまくいった。難易度でいうと、多分 AtCoder でいう C くらい?

で、次のオンサイトインタビューには進めたのだが、そこでコケた。

フィードバックによると、アルゴリズムやデータ構造については問題なさそうだったが、コーディングやコーディング速度があまりよろしくなかったとのこと。

この点で反省点としては、多分実施日を金曜にして、かつ前日まで仕事で使っていた言語でインタビューに臨まなかったのはよくなかったと思う。インタビューの際に Go だか C++ だか Python だかが混じったような物を書いてしまって結構まごついてしまったのがみられたんだとは思う。

本来自分が得意だと思っていた部分でしくじっていたのはかなり残念。 なのだが、振り返ると思い当たる節は結構ある(会社への愚痴になりそうなので具体的な例は避けておく)ので、その点に気づけただけでも儲けものだったと思いたい。

足りてない部分としてやっぱりコーディング量が足りてないというのはあるので、なんとか増やすようにしたいところではある。

またせっかく Google の新社屋でランチをいただく機会だったのに出来なかったのが残念。 オンサイトインタビューの時にインタビュアーの人に聞いたら伝えておけばランチ食べさせてもらえそうだったので、次のオンサイトインタビューに進めるんだったらその時に行っておきたかった。 これから受ける人はオンサイトインタビュー受ける際にランチも食べたい旨を伝えておくといいかと思う。

他の Google の採用プロセスを受けた人も書いていたが、リクルータの人はかなり親切に採用プロセスの説明とか、不足している部分とかを指摘してくれるので非常にありがたかった。

他のよくなかった点としてはかなり時間がかかってしまった事。最初にコンタクトを受けた時に急がなくてもいいと言われたのに甘えたのもあるが、Google の引っ越し時期と重なったのと、インタビューのために午前休とか1日休みとか設定しないといけなかったので、なかなか進まなかった。年度末が近づいてきてしまってキリのいいところでの転職を狙うのが難しくなったのはよろしくない。次があるとしたら早めに終わらせるようにしたい。

次チャレンジする機会があるとしたら1年後か。その時の状況にもよると思うが、またチャレンジするかも。