giantneco’s blog

技術メモ

ロシア行ってきたメモ(準備編)

2017/9/15 から 2017/9/23 まで夏休みとしてロシアに旅行をしてきた。

このエントリでは旅行する際におこなった準備について説明する。 観光編?気が向いたら書く。

なんでまたロシアに行こうとしたのか?

  • 5 月にカンボジアに行ってきたがその時にしばらく暑いところは行きたくないなあ
  • → じゃあ次は北の方に行こう
  • → 「北欧が好き!」や「女シベリア鉄道一人旅」などを読む
  • フィンランドあたりもいいけど行きやすいところはなんか嫌だ
  • → ロシア調べてみるとビザは必要なものの、経済制裁ルーブルが割と安い
  • → ビザも頑張れば一人で取れる
  • → じゃあロシアに行ってみるか

ホテルと移動手段

ホテルと飛行機は毎度の通り Expedia.com で購入した。 結構長めに休みを取ったので、モスクワとサンクトペテルブルクの2箇所を観光する予定にした。 キジ島なども見たかったが、黄金の環などの郊外になると1,2日くらい軽くかかりそうなので都市近辺だけを見て回ることにした。

鉄道に乗りたかったので、モスクワ・サンクトペテルブルク間の移動にはサプサン号を使用することに決めた。

こちらの予約は検索して広告に出てきたRussianTrainsを利用した。鉄道チケットのオプションでバウチャーを発行してくれるようだったので、ついでに購入するようにした。

ビザ

ビザ取得の大まかな流れとしては:

  • ホテルの確定、海外旅行保険の取得
  • バウチャーの取得
  • ビザ申請書の作成
  • 大使館へ書類の提出
  • 大使館でビザの受け取り

のようになる。

まず宿泊先はバウチャーの申請に必要になる。特にホテル側への申請などは必要ない。 また海外旅行保険はビザ申請書作成の際に入力欄があるのでこれに保険証番号を入力するのに使用した。

バウチャーは事前に調べていたTravelRussia.su を利用しようと考えていたが、前述の RussianTrains で鉄道チケットと同時購入できるようだったのでこれを利用した。 チケットの購入後にバウチャーに必要な情報を入力し、一日二日くらい待つとメールでバウチャーが送られてくる。 必要な情報を入力する際は、宿泊地とその住所を英語で入力しておくと、サイト側で足りない情報を補ったうえでバウチャーにしてくれる。 バウチャーは印刷して大使館へ提出する。 バウチャーの正確な値段は忘れたが、1400円位だったかな?たいして高くはなかった。

次に在日ロシア大使館のサイトでビザ申請書を作る。 日本語が選択できるので、特に困るようなことはないと思う。 順次入力していくと、pdf が作成される。こちらも印刷。写真張り付けて、サインもしておく。

書類がそろったので、8/10 にロシア大使館にビザ申請に行った。 個人ビザの受付は午前中しかしていないので、10時ごろに東京の在日ロシア大使館に向かった。 大使館に入って右側がビザ受付。番号札を引いて待つ。 番号は呼ばれず、置いてあるモニタに現在の受付番号が表示されている。 その日は混んでいたらしく、10時に番号札を引いたが結局12時ごろにようやく受け付けてもらえた。 パスポートを大量に持った人がいたが、たぶんビザ申請の代行業者だと思う。

真ん中の 2 番カウンターで書類とパスポートを提出し、ビザの受け取りまでの日数を伝える。 営業日で 10 日以降にすると無料でビザが作れるので、10 日以降の受け取りを希望する。 すぐに隣のカウンターに進んで、ビザと引き換えになる黄色いレシートをもらう。 ちなみにビザはパスポートに直接印刷されるので、ビザを受け取るまでパスポートは預けたままになる。

営業日で 10 日後、つまり 14 日後の 8/24 にビザを受け取りに行った。 今度は直接 3 番カウンターに並び、黄色いレシートを渡してビザが印刷されたパスポートを受け取る。

以上のように、書類を入力する面倒くささと大使館までいかないといけない面倒くささはあったものも、 料金はたいしてかからずにビザを取得することができた。

余談ではあるが、2017/8 からウラジオストクから入国の場合はビザの申請が簡略化されたようである。 移動できる範囲に制限があるが、そうとう簡単になったらしい。

なお、ビザを申請する際には次のブログ記事も参考になった - http://musyokutabi.net/archives/51819016.html

チケットの予約

チケットは以下を日本から予約した: - クレムリンの武器庫 - クレムリンの公式サイトから購入 - 共通チケットは買うのを忘れていたが、当日に券売機から問題なく買えた - マリインスキー劇場チケット - マリインスキー劇場の公式サイトから購入 - エルミタージュ美術館チケット - エルミタージュ美術館の公式サイトから購入

ここら辺のチケットの情報は検索すれば情報はいろいろ出てくる。

あとエカテリーナ宮殿の電子チケットもここで買ったが、これは現地で訪問前日になって購入した。 このサイトはちょっと不親切だったが、このブログ記事を見て何とか購入できた。[Visiting]>[Admissin & Hours]を選択して、book E-ticketsのリンクをクリック。 Catherine Palace historic interiorsのチケットを購入した。

ボリジョイ劇場の白鳥の湖もみたかったが、1ヵ月前の時点で売り切れになっていたのであきらめた。 相当前から予約しないといけなさそう。

ロシア語の勉強

Android アプリの Duolingo と NHK 新ロシア語入門を使用。 ほとんどの場所で英語が通じたが、ロシア語会話として覚えておいてよかったのは以下:

  • トイレどこですか
    • 「グジェ トゥアレット」といった感じの発音になる
    • 後はロシア語が分からなくても大体身振りでわかる
  • いくらですか
    • 「スコリカ ストイト」
    • 後の数字と合わせて覚えておくとよい
  • 数字
    • 聞き取れるとちょっとうれしい

またキリル文字は覚えておいて非常に助かった。 キリル文字で書かれるとパッと見てわからないものの、 実際読んでみると知っている英単語だったというパターンは結構あった。 ロシアだって外来語はあるわけで、新しい単語だとこの傾向は強い。

その他買っておいてよかったもの

旅行前にいろいろ買ったが、そこそこよかったものを挙げておく。

  • Bobby
    • 防刃など対盗難機能付きの多機能リュックサック
    • リュックサック裏にも収納があったのでリュックサックを開かずに、よく使うモノを出し入れできたのは非常に便利だった
    • 結構人気があるらしく東急ハンズビックカメラでも売っている。自分はビックカメラで購入
    • 通販で買おうとすると類似品が非常に多いので注意
  • Kindle Paper White 32GB マンガモデル
    • マンガをいれると普通の Kindle では容量が足りなくなるのでこの機会に切り替えた
    • ページ送りも速くなってて快適だった
  • ユニクロのウルトラライトダウン
    • ロシアでは外は寒くても室内は暖かいのでジャケットを脱ぎ着することは多かった
    • この点、このダウンは丸めてすぐにリュックサックにしまえたのでよかった